【右玉対策】右玉には中飛車が有効
右玉崩し、三間振り直し型

この記事では私の敗戦譜などを元に、右玉対策について書こうと思います。右玉対策に苦労されている方は参考に、そして右玉党の方には対策を考えてみてほしいと思います。(私も対策を考え中…)
右玉対策として有名なものに、菊水矢倉や地下鉄飛車などがありますが、一番勝ちやすい戦形は中飛車だと考えています。上図の局面は相手が右玉を見て中飛車から3間に振り直して石田流に組みかえた局面です。一見そこまで右玉側が悪いように見えないかもしれませんが、実はすでに右玉側が潰れていて評価値-1800ぐらいです。

上図から△45歩と開戦、▲同歩とすると…

相手が3筋の歩を切り手に入れた歩で△46歩とされるのが激痛、以下、▲58銀△45桂▲同桂▲同銀と進んで下図。

△46に拠点が残り次の△36銀を見せられまともな受けができません。普通に駒組みを進めたにも関わらず一方的に攻められ負けてしまいました。「三間飛車に振り直すのなら始めから三間に振っておけば良いのでは?」と思うかもしれませんが、三間飛車にされたら右玉党はそもそも右玉にしません。54銀型の中飛車を見せて右玉を組ませてから三間飛車にするのがポイントです。
参考棋譜1
参考棋譜2
参考棋譜3
参考棋譜4_乱戦調
参考棋譜5_乱戦調
参考棋譜6_乱戦調
参考棋譜7_乱戦調
フラ盤の棋譜は盤反転をクリックすることで反転できます。
右玉崩し、端角四間型

最初に三間飛車振り直し型を解説しましたが、中飛車から四間飛車振り直し型にも軽く触れておきます。三間飛車型は3筋で1歩手に入れる必要がありましたが、四間飛車型は1歩手に入れずとも中飛車から振り直した上図の局面から45歩で攻めが成立します。上図の局面の評価値は-700ほどであり、受けがありません。
参考棋譜1
その他の中飛車棋譜
参考棋譜1
参考棋譜2
参考棋譜3
参考棋譜4
参考棋譜5
参考棋譜6
右玉側の対策
相手が三間飛車型、四間飛車型に関わらず、右玉側は相手に端角から攻めの体制を組ませてはいけません。軽く対策を挙げると、
飛車先を突き越し△33角と受けさせる

角で受けさせれば端角の心配がなくなります。
自分が早めに端角(▲77角~▲86角の方が桂を跳ねて下段飛車を通さなくても良い分早い)をする

こちらが端角をされて嫌味に感じるように相手側も端角をされると駒組みや5筋からの飛車の移動を制限され嫌味になります。
▲65歩と角道を開け乱戦にする

相手の角の効きがずれたことを逆用する。
などがあります。どれも右玉の陣形を作る前に仕掛けることになるため、玉形の差で負けることもよくあります。今後の課題ですね。
追記…思いの他フラ盤をのせすぎてしまいました。ページが重くなったらすみません。
意外にも多くの方がスマホからこのサイトにアクセスしてくださっているようです、フラ盤はスマホでは動かすことができないので、局面の画像と指し手の解説をフラ盤を使わずにのせました。PCが使えるときに棋譜を見てもらえればと思います。
他にも何かありましたらコメントもらえると助かります。