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【右玉】右玉攻めのパターンインデックス

右玉、攻めのパターン

 基本的に右玉は基本的に受けの戦法なのでこちらから無理に攻めようとすると薄い玉形が祟って負けてしまいます。攻めるとしたら左辺の折衝で得た駒で玉頭攻めをするくらいです。

しかし最低限のこちらからの仕掛けを知っていて越したことはありませんのでここで整理してみます。

 右玉の代表的な攻めに、25桂跳ね、2筋の継歩攻め、45歩からの仕掛けがあります。どれも角のラインを使って攻める筋なので角筋を通してから敢行します。順に見ていきましょう。

25桂跳ね

 上図は右玉対矢倉の将棋でこちらが角道を開けて25桂と跳ねたところです。狙いは相手の33の銀を退かすことです。仮に相手が△24銀と指せば45歩からの角のライン攻めが厳しく先手優勢になります。

 

45歩からの仕掛け

 45歩からの仕掛けも基本的に角のラインを生かした攻めになります。上図より△同歩▲同桂△44銀で下図

  25桂跳ねと違ってすぐに局面を良くするような手ではありませんが、相手の銀を上ずらせることで陣形を乱すことに成功しました。ここからの方針は一旦46歩と受けるのが安全です

その後3筋突き捨てから桂馬を捌くのがわかりやすいでしょう。他には2筋3筋を突き捨てて十字飛車という大技もあります。

十字飛車

 ここから▲44飛△同金▲同角で優勢に。

角を切って53銀打ち

 相手の角が42にあれば44角と切り53銀打ちという技もあります。これは形勢をよくする手ではありませんが相手の陣形を乱す目的ならありでしょう。

発展、相手の63銀型には桂をはねてから▲71角打ちが常に生じる

 ここから△同歩▲同桂として下図

 相手の応手によって2パターンあるので一つずつ整理。

①△44銀

 相手の△44銀にはいきなり▲71角で攻めが成立します。以下△72飛▲44角△同金▲53桂成りまで。

こうなれば先手指しやすいでしょう。相手から角を切られるような変化は読みずらいので奇襲的でもあります。基本的に53地点の効きが43の金のみの場合に成立します。

 

②△42銀

ここから2通りの攻めがあります。局面に応じて使い分けてください。

 ❶▲44歩打ち△同金から▲71角の筋を目指す。

 相手は飛車を捨てて桂を取るのが最善手です。飛車を取ったといえ評価値的には互角の局面です。

 

 ❷▲71角を先に打つ

▲44歩と打つ前に71角を決めます。飛車ではなく金を取るのが狙いです。❶より安定します。上図以下△72飛▲44歩△71飛▲43歩成△同金として下図。

ここで▲62金打ちが狙いの一手。この金での両取りが成立するときに❷の指し方をしましょう。

 

 

2筋の継歩攻め

 1歩持ちあった上図の局面より▲24歩と仕掛けます。△同銀は▲45歩からの仕掛けがつらいので△同歩と取るので、ここで▲25歩と合わせます。

 以下、△同歩とした局面

 このように△25歩とさせた局面では技を掛けやすくなります。上図からは▲25桂跳ねがわかりやすいでしょう

 ここで相手が△42銀や△24銀などと指したら45歩からのライン攻めがあります。

次に継歩からの類似形を見ていきます

継歩からの十字飛車

相手が5段目に駒を進めてきた時を見計らって狙うのも良いでしょう。

継歩に垂れ歩

舟囲いなどに対して有効です。次に▲25飛車と取り込んで23歩成を狙います。

 

 右玉の攻めのパターン、角交換後

 角交換後の攻めの方針は、基本的に77桂と跳ねて89飛車と回り8筋の歩を伸ばしていくことになります。

 ポイントを簡単に説明します。

相手から角交換された瞬間がチャンス

 相手から角交換されて△86飛とした局面。この瞬間が角打ちのチャンスです。基本的に相手陣の2段目に角を打てば間違いなく馬が作れます。

 

角打ちで相手の飛車筋をずらす

79角打ち

51角打ち

 このように角打ちで相手の飛車をずらす筋も強力です。51角打ちを受けようとしても72飛車と寄るよりありません。その隙に85歩と突いてやれば8筋を突破できます。

飛車を回らず51角

基本的に63銀型の相手には51角打がありますが、飛車を回らずとも成立します。ここでも相手は△72飛と回るよりなく、▲85桂跳ねで角の退路を作ってやれば成功です。

9筋を突き捨て91角打ち

 1歩持っていることを前提に、▲95歩△同歩▲92歩△同香から上図のように91角と打つ手もあります。

 

9筋の端攻め

 9筋の端攻めも非常に有効です。▲99飛車と回ってから攻めるのもありですが、98香を上げた状態で▲95歩と突き捨ててから飛車を回るのが速い攻めです。

 突き捨てを入れてから飛車を回ります。

以上、右玉の攻めのパターンを思いつく限り上げてみました。実戦では攻めを覚えることよりも受けのパターンを覚えたほうが勝ちやすいと思います。以下に右玉の受けについて書いた記事のリンクを紹介します。

 

右玉受けのパターン

 相手からの棒銀、早繰り銀系の攻めに対する受けについてまとめた記事です。

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相右玉攻め方受け方

右玉を指す以上相右玉になることも稀にあります。対策を知っていると有利に戦えます。

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 私の指した右玉の棋譜です。終盤が課題…

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