masarusumeragiの将棋ブログ

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高田流左玉、右玉、雁木右玉のブログをやっています。コメントくれたら嬉しいです🎵

将棋ソフトを使った囲い崩しの勉強法+縦からの左美濃崩し

将棋ソフトを使った勉強法

 将棋ソフトを使った勉強法にはいくつかありますが、メジャーな使い方として

・実際にソフトと対局する

・対局後に棋譜解析を行い、終盤の詰みの確認や悩んだ局面でどう指せば良かったのかを調べる

・自分の課題局面からソフト同士で対局させる

などがあります。私もそのようなソフトの使い方もしますが、私は主に終盤での囲い崩しや端攻めなど、局地戦での戦いをソフトを使って勉強しています。

 

局地戦でのソフトの活用法

局面設定

     左美濃崩し検討基本図(互角+21)

 局地戦でソフトをうまく活用するポイントは、ソフトに局地以外の手を考えさせないことです。

 上図は囲い崩しをソフトで検討するときの指定局面です。上図の局面は相手陣に成香、成桂があったり自陣が右に偏っていて変な位置に角がいるなどかなり違和感がありますが、左美濃に対して縦からの攻めを狙う局面を想定しています。

 このような局面にした理由は、ソフトに左美濃を上から攻める以外の候補手を挙げさせないためです。例えば同じ狙いでソフトの指し手を調べようと下図のような局面をつくったとします。

 この局面をソフトで検討すると候補手に▲72角打ちなど囲い崩しと関係ないところを攻める手を挙げてしまいます。もう一つ局面を見てみましょう

 上図の局面から左美濃を攻めようと▲26桂などを打ち、その手に対する相手の受けを期待しますが、△44角打ちなど逆に攻められる手を候補手に挙げてしまい期待外れな結果になってしまいます。

 つまりあのような歪な局面は、”攻め方が知りたいところ以外を自分側が攻められず、なおかつ相手側は攻められたところを受ける以外の有効な手が存在しない”ような局面を目指した結果です。

持ち駒

 実際に囲い崩しの検討をする前にもう一度基本図を見てみましょう

 持ち駒に注目してください、自分の持ち駒は銀、桂、歩2枚です。持ち駒の設定にも注意が必要で、例えば香車が2枚手持ちにあるなど駒が豊富すぎると飛車+香車の2段重ねなど力任せな攻めを候補手に上げてしまい参考になりません、上図のように必要最小限にとどめておくのが良いでしょう。

 このような力任せな攻めではソフトで検討する意味がありません

 

 一方相手の持ち駒はいくら受け専門にさせるとはいえ持ち駒無しというのはよくありません、歩と銀を数枚設定し、無難な局所的な受けができるようにしておきましょう。

 

囲い崩し検討実践

 

 

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上図候補手より、囲い崩しに関係のある手を選んで指します。

指し手:▲26桂打ち

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上図のように候補手に相手の受け以外の手を挙げてきたら相手の指し手をパス、もしくは無関係な手を指させましょう。受け以外の手を指した場合、相手側は受ける必要がなかったと判断します。

指し手:△パス

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指し手:▲15歩

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指し手:△同歩

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指し手:▲34桂

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いくつかの有力な候補手がある場合、自分の経験上相手が指しそうな手を選びましょう。それくらいアバウトでも十分です。

指し手:△33銀

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指し手:▲12歩

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指し手:△同香

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指し手:▲24歩

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指し手:△同歩

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指し手:▲23銀打ち

このような要領で一手一手検討していきます以下の指し手は

△34銀▲同銀成△32金▲23歩打ち△33銀打▲22銀打△同銀▲同歩成△同玉▲23歩打△同金▲31銀打ち△32玉▲23銀△同玉▲22金打△33玉▲45桂△44玉と進み(下のフラ盤にも動くようにのっけます)下図

注.フラ盤ではパスができないためパスの代わりに△93歩としてあります。

 あくまで一例ですが、玉を囲いから追い出したので成功とします。最後は評価値に関わらず、実践なら寄せられそうな局面になったら終了です。画像ばかりで見づらかったと思いますが要は、

相手側の受けは、ソフトの最善手より自分の経験上相手が指しそうな手を選択する

相手側の候補手に受け以外の手がでたら相手側の手をパスする

 プラスアルファで

局面指定では相手が自分から囲いの外に逃げられない局面を作る

この3つを意識することで実践でも使えそうな囲い崩しの研究ができると思います。

なお、冒頭でも書いた通り端攻めの検討にもこの手法は使えます。以下の記事はこの方法で検討して作成しました。

masarusumeragi.hatenablog.com

 

追記…その他の囲い崩しの記事はこちら

masarusumeragi.hatenablog.com

masarusumeragi.hatenablog.com