masarusumeragiの将棋ブログ

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高田流左玉、右玉、雁木右玉のブログをやっています。コメントくれたら嬉しいです🎵

【左玉】高田流左玉 組み方のポイント

左玉、組み方の整理

 高田流左玉の組み方を、優先順位や気をつけなければならない筋について整理していきます。何か1つの定跡をたどりながら整理していくのも良いと思いましたが、それだと棋譜が膨大になりわかりづらいので、理想図までの局面局面を切り取りとってそこに言及する形で書いていきたいと思います。とにかく理想図までたどり着ければ良いのです。

         理想図1

 

①雁木のような銀の構えから▲66歩を突く

 相手の角道が通っているかどうかに関わらず、この形に組んだら66歩を決めます。相手の角道が通っている場合、▲66歩に△88角成とされることもありますが▲同飛と手順で飛車が回れるので好都合です。

     88角成には同飛車で好都合

②▲66角から8筋に飛車を回る

 ここで▲77角ではなく▲66角とでるのがポイント、角頭が心配ですが後々角のこの位置が8筋の攻めや端攻めに役立ちます。

 

③▲77桂と跳ねて角交換、相手に飛車先の歩を切られた局面

 ▲77桂は理想図に近づく一歩、2筋は▲32金と上がって受けます。

②図の局面であいてに角道を開けられたらこちらから角を換える必要はありませんが以下の変化で気をつけてほしい筋を説明するため便宜的に角を変えた変化を書いていきます。

 この局面から理想形に近づけるためには▲68玉、▲58金、▲89飛とすればよいのですが、手の効率や相手からの角打ちの筋を考慮する必要があるため駒組みの順序があります。まず失敗例から見ていきましょう。

 ❶▲68玉

 自然な手に見えますが49角と打たれて2筋が受かりません

       2筋が受からない

❷▲89飛

 これも悪くないようですが相手から△22歩打ちという手があります。

▲同金に△39角打ちで金銀両取りをされていきなり劣勢に、

 角を打たれてしまうことに加え、88の飛車は▲84歩△同歩▲同飛△83歩打ちとしてから手順で▲89飛と引いた方が一手得になるので、一手使って飛車を引くのはうまくありません。以下飛車先の歩を切るときの注意点をひとつ。飛車先を切るときに53の銀に紐が無いと△93角打ちと飛車銀両取りされてしまうので、53銀に紐をつけてから84歩を突きましょう。

   △93角打ちで飛車銀両取り、相手が金無双の時のみ表れる筋

 

よって③の局面

ここでは58金と上がっておくのが無難です、相手の攻めが早ければ、2筋の歩を伸ばしてから58金でも良いです。

④▲58玉か▲89飛車か

③図の局面から▲58金としました、ここから▲48玉と上るのも悪くはなりませんが、△49角から形を乱される可能性があるのでやめましょう。

 

      形を乱された例

 基本的に49地点には駒を打たれないように、飛車が下段に引けてから玉を2段目に上がりましょう。なお先ほど書いたように飛車先の歩を切って手順で飛車を89に引くのが良いでしょう。

 

 ⑤左玉、理想図へ

 

 あれ?…理想図と違う…と思う方がいると思いますが、これで左玉は完成です。

 相手陣は角の打ちこみに弱いのに対し、ここまで組めたら角の打ち場所は全くありません、そして角が手持ちだと相手の攻めに対してのカウンターを狙うこともできるので好都合です。以下、▲38玉~66銀と銀多伝の陣形を築いていきます。なお、1筋の端歩は受けません。

         理想図2

 

左玉の定跡はこちらから

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